12星座占いが日本に浸透したのは1960年代に『西洋占星術』という新書版の本がベストセラーになったのと、
1970年創刊の『anan』『non-no』に星占いコーナーができたことだそうですよ。
朝のニュースにもコーナーがありますし、自分は⚪︎⚪︎座うまれ、って知らない人の方が少ないのではないでしょうか。
西洋占星術は同じように⚪︎⚪︎座生まれのあなたは〜〜〜という占いなのですが、
もうちょっと詳しく細かく占うことができるものです。
どのへんが違うの?ということを説明していきますね。
12星座占いと西洋占星術
そもそもお誕生日だけで占う星座が決まる12星座の星占いは、西洋占星術のごく一部。
12星座占いは「生まれたときに太陽が何座の方向にあったか」で占います
西洋占星術は「生まれたときに太陽系の10天体が何座の方向にあったか」で占います
材料になる星の数が多いので、その分細かく鑑定することができるのですね。
10天体というのは10個の星のこと。
「太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星」
理科の時間に太陽系の惑星って習いますよね。
「水金地火木土天海冥」とか「水金地火木土天冥海」とか。
だいたいそれですが「地(地球)」の代わりに「月」が入ります。
そして、太陽の星座と同じように月の星座や水星の星座がそれぞれあるのです。
太陽の星座。月の星座
例えば、12月2日生まれのAさんの太陽星座は射手座。
生まれた時に太陽が射手座方向にある時期に生まれたということ。
地球から見て太陽は1年かけて同じ位置に戻ってきます。春分・秋分は1年に1回ですよね。
地球から見て月は1ヶ月に1回同じ位置に戻ってきます。満月は1ヶ月に1回ですよね。
月の星座はだいたい1〜2日で変わりますので、
同じ射手座生まれでも月星座は牡羊座だったり、乙女座だったりバラバラです。
例えば、太陽射手座・月牡羊座の人だと
太陽・射手座→自由に冒険したい人
月・牡羊座→考えるより先に行動しちゃう
同じ太陽射手座でも月乙女座の人だと
太陽・射手座→自由に冒険したい人
月・乙女座→準備万端整えないと落ち着かない
同じ太陽射手座でもだいぶ印象は変わりますよね。
太陽の位置だけで占う場合よりも、あわせて読む星が増えるごとに分類が細かくなっていきます。